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お色気小咄 1
えー、嫁いだばかりのお嫁さんが、仲人ンところへかけこんで参りまして、 「あのう、お願いでございます。私は、もうもう辛抱はできませぬ」 「え、どうした?喧嘩には、ちと早すぎるじゃァないか、えッ?」 「はい、ほかに不足はございませぬが、あの人は以前から陰間買い(ホモ)のくせがございまして・・・・」 「はてナ、それはもう慎む約束だ・・・」 「いえ、それは慎んでおりますが、あの・・・酔って帰りますと、私の前にかからず、後ろばかり攻めるのでございます」 「え、後ろばかり?ウーン、それはいかんな。よしよし、いずれ、折りを見て、わしから言って聞かせよう」 「それでは間に合いませぬ、今夜も、あの・・・寄合があるというので出かけましたので、酔って帰るに違いございませぬ。私、とても我慢ができませんので・・・」 「困ったナ、それは・・・。よろしい、それじゃ今夜だけは、仲人のつとめとして、わしが代わろう。おまえさんは、私の家でやすんでいなさい・・・」 仲人もツラいものでございまして、その夜は、お嫁さんの代わりに、お嫁さんの夜具へはいって、待っている。 それとも知らず帰って来た亭主が、酔ってますからナ、暗い中ですっかり嫁さんだと思って後ろから攻めかかる。 「おやア、今日はまた、かくべつ、よい味じゃ。ありがてェありがてェ、ひとつ、しこたま、コマしてやろう・・・」 てンで夢中になっている。そのうち何げなく前へ手をまわした亭主、仲人の一物にさわりまして、キモォつぶして、 「南無三、突きとおした・・・」 定本艶笑落語 小島貞二編より HPを友達に教エル © SEIWA
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