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お色気小咄 27
ポールはだだっ子で、両親もほとほと手をやいている。今日も今日とて、地だんだ踏んでわめきたてて、女中のマリーがなだめても、いっかな聞きいれぬ。 「どうしたんだい。マリー」 たまりかねて母親が聞く。 「申せませんわ、奥様、こればかりは・・・」 「いいから言っておくれ」 「では申します。ぼっちゃまは私に・・・おしりを見せろとおっしゃいます」 「えッ?おしりを?まあ、この子は・・・」 母親、けんめいになってポールをなだめたが、ポールはますます泣きわめく。 「仕方がない、マリーや。この子はまだ六つだし・・・かまわないからちょっとだけ見せておやり」 マリー、裾をまくって、どうどうたるおしりを見せる。ポールますます泣きわめき、 「それじゃない!それじゃない!もう一方のがわだよ!マリーがゆうべとうちゃんに見せた方だよ!」 西洋小咄 HPを友達に教エル © SEIWA
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