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お色気小咄 29



じいとばあ

 昔むかし、じいとばあと二人住まいの田舎家にとまりあわせ、夜中に、
「ばあや、ゆうべの仕残しをしょうか」
「サァ、始めましょ」
と、言うから・・・(コレは年寄りたちが昔を思いだしたそうな・・・)と、おかしく聞いていれば、
ばぁ 「さあさあ、当てがわッしゃい」
じい 「それ、ハァ、つっぱずれた!」
ばぁ 「よくしめっしゃい。なぜかだいぶ広くなった」
じい 「そなたの手でつかまえてはめやれ。ハァまたはずれた。ハハハハ」
と、笑うゆえ、客もあまりのおかしさ、そろそろ出て、そっとのぞいてみれば、コタツやぐらのつくろい・・・・

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